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理念と教育

愛知文教大学は「質実有為で宗教的情操を身につけた真人の育成」を理念とし、昭和2年に足立誾励(ぎんれい)が創設した稲沢高等女学校に端を発します。創立者は、当時社会的に弱い立場に立たされやすい女子に対して、仏教的教育により自立と幸福を目指すという理想を掲げて教育に尽力しました。この意志は、「グローバル化の波にあって、だれでもが容易に社会的弱者になりうる現代社会において、その没落を防ぎ、一生を生き抜く強い心とそれを助ける社会力を養成する」という理念として私たちに継承されています。

急激に変化する現代社会を生き抜く人材の育成というこの理念の達成はいかにして可能か。私たちは、「実践英語」「実践中国語」の修得と、事象の背景にある文化を理解する「人文知」の総合的な育成、すなわち真のコミュニケーション能力の養成を教育目標としています。
学校前

愛知文教大学・大学院の3つのポリシー

愛知文教大学人文学部教育の3つの方針

1.アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

 本学の教育は学生が現在「何が出来るか」ではなく、これから「何をしたいか」を探し追求していくことを重んじます。そして社会の中で自分の「道」を歩んでいくために、本学で実践的な語学と日本の精神を学び、「逆転」の発想とチャンスを掴んでほしいと思います。この教育目標を十分に理解し、本学の教育に意欲的に取り組む方を求めます。本学の求める人材は次のような資質を持つ人です。

1)本学で専門的に学修する内容、具体的には外国語専攻もしくは日本文化専攻に必要な事項につき相当の学力を有していること。
2)専門に直結する分野に限らず、学修にまじめにかつ意欲的に取り組む姿勢を有していること。
3)本学の学修内容を深く理解し、かつそれについて強い関心と意欲を有しており、本学での学修活動に最後まで取り組む能力を有していること。
4)大学での研究活動に不可欠な文章表現能力について、相当な水準に達していること。

2.カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

社会の中で自分の「道」を歩みつつ急激に変化する現代社会を生き抜いていく人材となるために、実践的な語学と自らの文化伝統を学び、逆転の発想を身に付けるという教育目標達成のためにカリキュラムを構成しています。

1)設置科目は、「基礎教養・キャリア科目」および「専攻科目」の2つの科目群が中心となります。
2)「基礎教養・キャリア科目」は大学教育を受ける上での基礎知識やスキルの習得、将来のキャリア形成と社会人としての基礎的な能力、人文学部にふさわしい基礎的な教養を身につけるための科目群です。

3)「専攻科目」の科目群では、外国語専攻、日本文化専攻、国際日本コース(留学生専用)それぞれの学修に必要な基礎的な知識や能力をおもに2年次(第4セメスター)までに身につけ、さらに3年次(第5セメスター)からは、研究室単位のゼミナールを中心にみずから課題を設定して専門的な研究を行ないます。
4)「専攻科目」において身につけるべき基礎的な知識・能力は、外国語専攻では英語と中国語、日本文化専攻では古典から近代までの日本文学と日本史学、国際日本コースでは日本語(日本事情を含む)が中心となります。
5)外国語専攻の英語、中国語はレベル別、集中方式、少人数クラス、多彩な留学プログラムによって「実際に使える外国語」の習得を目指します。
6)日本文化専攻では実物の資・史料に実際に触れながら、日本文学・日本史学を実践的に学びます。
7)外国語専攻においても日本文化専攻の学修を提供する一方、日本文化専攻においても「基礎教養・キャリア科目」において英語を必修とし、中国語の学修を提供することによって、特定の分野に限定されない広い教養と視野の獲得、異文化理解の基礎となる日本人としてのアイデンティティの確立ともに、日本文化を外国語で発信することのできる能力の養成を図ります。
8)国際日本コースでは、日本に対する深い理解を持ち知日派として自国と日本との架け橋となる、あるいは日本に関連する企業において活躍できる人材となるための能力の養成を図ります。
9)1年次(第1セメスター)から4年次(第7セメスター)まで一貫して「基礎教養・キャリア科目」においてキャリア形成と社会人としての基礎的な能力修得のための科目を必修としています。これらの一部はクラス指導教員が授業を担当し、学生の学修状況、目標設定のサポートおよびキャリアセンターとの橋渡しができるように設計されています。

3.ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

社会の中で自分の「道」を歩みつつ急激に変化する現代社会を生き抜いていく人材となるために、実践的な語学と自らの文化伝統を学び、逆転の発想を身に付けるという教育目標達成のためにカリキュラムを構成しています。卒業までに修得すべき内容として以下のものが求められ、所定の単位を得た学生は卒業が認定されます。

1)基礎教養・キャリア科目および専攻科目の学修を通して、言語情報を正しく理解整理できる能力、自らの意見を正しい言語で表明できる能力、社会人としての基礎的な能力を修得する。
2)外国語関連科目の学修を通して、外国語による基礎的コミュニケーション能力を修得する。
3)比較文化的かつ柔軟な発想を持ち、特定の分野に限定されない広い教養と視野を獲得する。

愛知文教大学大学院国際文化研究科教育の3つの方針

1.アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

国際文化研究科では、建学の理念に基づき、英米、中国、日本など複数の文化領域における言語文化を視野に入れた高度の研究を推進することによって、日本の伝統と文化に関する教養を備え、同時に多様な異文化を理解することができる真の国際人の養成を目標としています。そのために、人文研究者として自立して研究活動に従事するためにふさわしい文献読解能力を身につけ、修士論文として結実させることを志す人材を求めています。

2.カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

異文化を理解する方法として、言語を習得しつつ言語文化にも精通することに重点を置き、さらに異文化文献を高度に運用できるプロフェッショナルな人材育成を目指しています。そのためカリキュラムにおいても、英米文化・中国文化・日本文化に関する科目を設置するなど、幅広い視野から異文化領域の履修ができる体制を整えています。開講科目としては研究指導と言語文化研究に加えて関連科目を設定し、幅広く英米文化・中国文化・日本文化に関する科目を履修できる体制をとっています。また、比較文化的な視点を養うために、日本文化および比較文化に関する科目を必修としています。

3.ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

日本の伝統と文化に関する教養を備え、同時に多様な異文化を理解することができる真の国際人の養成という教育目標を達成するためにカリキュラムを編成・実施しています。人文研究者として自立して研究活動に従事するためにふさわしい文献読解能力を身につけ、所定の単位を修得し、修士論文の審査を受けて最終試験に合格した学生は修了が認定されます。