各学科それぞれのテーマについて、現代文化、古典、歴史の3つの視点から学び深め、日本文化の魅力に触れます。
現代の日本における〈文化〉は、文学や芸術といったメインカルチャーもさることながら、所謂サブカルチャーまで多岐にわたっています。〈文化〉とは〈ことば〉であるという視座から、現代の日本に流通する文学や漫画作品、映像やアニメ、ゲーム等、あらゆる表現されたものを対象に、時代のディスクールを分析・研究し、グローバル化の進展する世界で、多文化共生の視点を培います。
日本の伝統文化は、現代にも息づいており、大きな影響を与えています。本学では古典文学を中心に、実体験も含んだ豊かな学びによって日本の古典文化への理解をめざしています。〈ことば〉は文化を形成する大切な要素です。和歌文学や物語文学、日記文学を読み解き、茶道や書道、絵画作品や服飾から、移りゆく四季に身を置いてきた日本の文化を複眼的に探ります。
歴史資料をひもときながら、歴史学の基本となる史料読解能力、論理的思考力を身につけます。政治、経済、文化、学芸などさまざまな切り口から日本の歴史にアプローチし、日本文化のルーツと変遷を探求します。さらに、歴史と現代社会の結びつきを考察することで高校までの教科書で学ぶ日本史の一歩先へ踏み出し、単なる知識のコレクションにとどまらない教養を身につけます。
英語の習得スピードには個人差があるため、自分のレベルに適した内容とペースで学べる環境であることが大切です。そこで本学では、1年次夏に全員がTOEICを受け、スコアによってクラス分けを行い、英語学習の第2ステージに進みます。このステージで学ぶのは、英語を的確に使いこなすための4技能である、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング。約半年ごとにTOEIC受験の機会があるので、モチベーションを維持しながら能力向上を確認することができます。
全員必修の英会話強化科目です。1年次から開講し、担当するのは英会話スクール「ECC」の英語ネイティブスピーカーの講師。スピーキング、リスニング、ボキャブラリー、文法に焦点を当ててオールイングリッシュの授業を展開し、「使える英語コミュニケーション能力」の基礎を育成します。
世界70以上の国と地域で展開している「ベルリッツ」と本学とが連携したオリジナル授業です。積極的なディスカッション参加や論理的なプレゼンテーション発表に必要な英語力とコミュニケーションテクニックを身につけられます。授業スタイルは、アウトプット(発話)中心。講師がその都度、直接フィードバックを行います。
主に3年次以上を対象とするキャリアに生かす英語科目です。ビジネスコミュニケーションとツアーガイド英語が開講されます。担当するのは、英語教育とともにビジネス教育コンサルティングも行う「株式会社ステライノベーションズ」の講師。ビジネスシーンでの慣用フレーズを習得してビジネス英会話に習熟し、英語圏のビジネス慣習についても学びます。グローバルな環境で必要となる実践的な英語の習得を目的とします。
本学は、社会で活躍できる人材になるためには“3つの基礎力”と“基礎を発展させる力”が必要であると考えます。
“日本人としての教養”“大学生としての学力”“社会人になる心構え”これらの3つの基礎力を身につけた上で、それらをベースに自らをどんどん発展させていけるような人材を育てあげることが本学の教育。
さらに、歩みたい進路に合わせて「グローバル英語プログラム」「中国語・中国文化プログラム」「教員養成プログラム」といった、それぞれの専門性を追究していくためのプログラムも用意しています。
4年間の学びを通じて、自分でも驚くほどの成長を遂げてください。