先輩たちの成長実感録

鈴木 音梨絵さん

学びは尽きない!
世界が広がる4年間でした。

人文学部人文学科2022年3月卒業
鈴木 音梨絵 さん
先生や先輩の親身な指導のもと、
1年次から実力を積み上げられる環境。
国語の先生になるため、愛知文教大学に入学しました。印象深いのは1年次の夏、教育インターンシップで小学校を訪れた時です。クラスには勉強の理解が早い生徒と遅い生徒がいる状況で、担任の先生は全員が足並みをそろえて授業を進められるよう工夫されていて、現場ならではの気づきを得られました。また1年次から「教職クラブ」にも参加。上級生から勉強を教えてもらったり、一緒にランチを食べながら議論したり、学生同士で模擬授業を行って学び合ったりする中で、大きく成長できました。
「100知って、1教える」
広い世界を見せられる先生に。
念願の高校教員に現役で合格できました! 切磋琢磨した仲間、そして、お願いすると苦手分野の補習を開講してくださるなど、いつも親身だった先生方のおかげです。また多くの先生から「100知って、1教える」と教えられたことも強く心に残っています。テストのための勉強ではなく、生徒が学びに興味を持てるよう、豆知識も取り入れながら楽しい授業をしたいので、学びは尽きないなと感じます。知識豊富な愛知文教大学の先生方が、私の目標。これからも広い視野を持って学び続けたいと思います。
今後の目標
教員採用試験の勉強で忙しかった時は控えていた読書を再開しています。夏目漱石など近現代文学が好きなので、じっくり読んで心にとどめておきたい言葉たちをメモしていて、授業でも役立てられたらと考えています。また、部活動の指導にも興味があります。それは、教育実習で生徒と近い位置で話せたことが良い思い出になっているから。勉強でも、部活動でも、好きなことに一生懸命取り組む生徒たちは輝いています。その姿を近くで応援できたらと思っています。
蔭山 公望 さん

教育現場での密な経験が、
夢をかなえる糧になっています。

人文学部人文学科2023年3月卒業
蔭山 公望 さん
グローバルな環境とアジア語学研修を
機に、
語学への意欲が向上!
中学校の国語科教員をめざして入学したので、外国人留学生が多いグローバルなキャンパスだと知った時は驚きました。語学への意識が変わったのは、1年次のアジア語学研修。英語力が急激に伸びて、帰国後もアクティブに学びたいと思うようになりました。また週2回、教育インターンシップで小学校に通って、外国人の児童が増えていることも実感。愛知文教大学では英語も中国語も深く学ベるため、積極的に履修しています。家庭環境も文化もさまざまな児童に対応する力を身に付けたいと思います。
多様な子どもたちに寄り添えるよう、
確かな知識を身に付けたい。
教育インターンシップや学習チューターを通して、臨機応変な対応力が磨かれていることを実感できます。そして、一人ひとりの心に寄り添う大切さを強く感じています。中でも発達障がいやLGBTQなど、子ども自身が正しく判断しにくいマイノリティの特徴も理解したい。そのためには確かな知識が必要だと思うので、大学で専門科目を積極的に履修するほか、ゼミでも研究テーマに設定しています。子どもたちの些細な心の変化や悩みにも気づき、心地よいコミュニケーションが取れる先生になりたいと思います。
今後の目標
ICT教育に対応できる力を身に付けたいと思います。それは教育インターンシップで、教育現場の変化を実感したから。タブレットで問題を解いたり、ノート代わりに書き込んだりとICT教育が進んでおり、先生によってスタイルが異なります。地元である静岡県での就職を考えているので、自治体による違いも気になるところ。教育実習で多様な教育現場を経験してから将来の道を決めたいですし、バレーボール部だった経験を活かして部活動の指導にも挑戦したいと、夢は広がります。
安藤 良々

語学力の高い仲間が多く
学ぶ意欲が高まっています。

人文学部人文学科2023年3月卒業
安藤 良々 さん
海外旅行を通じて英語に興味を。
アジア語学研修で勇気と自信が持てるように。
「留学できること」「教員免許が取れること」「少人数で面倒見がいいこと」。この3つが文教大学への進学の決め手になりました。英語に興味を持ったのは、中学の時から海外ミュージカルが好きだったことと、家族が旅行好きで、海外へよく出かけていたからです。そんな中、いつか留学したい…という夢が膨らんでいきました。1年次のアジア語学研修までは、自信がなくて英語を話すことができなかったのですが、現地では講師の先生が話しやすい雰囲気を作ってくれたので、「話す」ということの壁を破ることができました。
英語で読む、まとめて、伝える。
総合的な英語力とは何かを学ぶ。
アジア語学研修を終え、TOEICを受験。得点が230点アップし、ベルリッツの講義が履修科目に組み込まれました。英語での会話には自信がついていたのですが、この講義ではディスカッションやプレゼンが中心で、自分の考えを英語で伝える難しさを痛感し、悔しい思いを何度もしました。負けず嫌いなので、昼休みに友人とプレゼンの練習をしたり、英語のサイトで論文を読んでまとめるなど、総合的な英語力を身につけようと努力しています。今ではかなり自信がついて、人前で発表したい!と思えるまでになりました。
今後の目標
この大学には優秀な人が多く、3ヶ国語を話せる人も少なくありません。私も英語だけでなく、他の言語も話せるようになりたいと思い、今は中国語の勉強にも力を入れています。いつか中国へも行きたいです。卒業後はワーキングホリデーに行きたいと考えていて、英語の発音がきれいなカナダに行きたいと思っています。その後は発展途上国で教育に関わるお手伝いをして、語学力も指導力もしっかりと身につけてから、最終的には、日本の高校の英語科教員になることが目標です。英語の本当のおもしろさを生徒に伝えられる教員になれたら本望です。

わたしたちの記録

稲吉 夏蓮 さん

語学の醍醐味を味わい、
大きな目標ができました。

人文学部人文学科4年
稲吉 夏蓮 さん
留学生とともに学ぶ環境のおかげで
「伝わる中国語」を楽しく習得。
アジア圏に興味があるので、中国語を話せるようになりたいと思いました。しかし中国語は、同じ音でも声調が少しでも違うと別の単語として伝わってしまうように、発音が難しい言語です。初めは聞き取ることにも四苦八苦しましたが、助けになったのはC-C Loungeでの学び。同年代の中国人留学生がチューターとなり教えてくれるので、授業の課題ばかりでなく、流行のファッションや人気のYouTuberなど互いに興味のあるテーマで楽しく話しながら、自然に「伝わる中国語」を身に付けることができました。
勉強がこんなにも楽しいなんて!
良い刺激を受け、自分が変わっていく。
2年次は「e-Tandem Leaning 中国語」の履修者に選抜されました。北京外国語大学の学生とペアになってオンラインで相互学習を行う授業で、パートナーから良い刺激をたくさんもらいました。日本語が上手なパートナーに甘えてはいけないと思って積極的に話し、中国語で資料をつくって質問を考えておくなど有意義な時間にするための準備をするように。またパートナーの希望に応えたくて、日本文化についても積極的に勉強。会話が弾むととてもうれしく、勉強がこんなにも楽しいなんて!と驚いています。
今後の目標
中国に長期留学がしたいと思うようになりました。そのために、まずはHSK4級に挑戦中。最高級の6級を取った先輩もいるので「私も卒業までには取得したい」と大きな目標が持てます。将来の就職先についてはまだ決めていませんが、中国語を活かせる観光業界への道もいいなと考えています。愛知文教大学には「観光中国語」など職業につながる専門知識を学べる授業もたくさんあるので、積極的に履修しています。学びや経験が新しい私を形成してくれていることを実感する日々です。