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中国語・中国文化プログラム

"中国語が話せる"社会的ニーズの高い人材を育てる

地理的・歴史的な関係からも、世界の超大国となった中国との人的・物的な交流は盛んです。
社会の様々な場面で、中国語を話せる人材の必要性はますます高まっています。
生きた中国語コミュニケーションを獲得し、多文化共生の現場で活躍する人をめざしましょう。

STEP 1 中国語の発音・日常会話・基礎文法を学ぶ

中国語の日常会話を自然に身につける!

皆さんが日本語を話せるのは、生まれてから毎日、日本語に触れてきたからです。よってSTEP1では、ほぼ毎日中国語の講義を行い、自然に身につくように設計しているのです。初学者にとって最大の壁である中国語独特の発音は、ネイティブスピーカーの教員が少人数で指導し、日常会話を定着させます。併せて、応用力のもとになる基本的な文法や語彙力は、日中の両教員がペアとなり指導します。

初めての中国語、リラックスして楽しく本格的に学ぼう

楽しく授業を進められるよう、リラックスした雰囲気を心掛けています。初めて中国語を習う学生たちに、まずは興味を持ってほしいと思うからです。そのため私はよく学生に「これはどう?」と理解できているか問いかけます。学生も積極的に発言してくれます。しかし中には、その場でうまく返答できない学生もいます。そこで活用したのが、Classroom学習管理アプリ。授業でわからなかったこと、授業以外でも例えば中国のテレビ番組を観て疑問に思ったこと、何でもよいので質問を「投稿」してもらい、教員が答えています。

馬 燕 教授

STEP 2 自分のレベルや目標に合わせて学ぶ

レベルに合った中国語が学べる!

1年次に基礎を身につけた後、2年次以降は自分のレベルや目標に合わせてHSKの級取得を指標として、レベル別クラスで語学力を磨きます。HSKのスキルは就職で有利になるため、全員が4級以上を取得できるようカリキュラムを整えています。さらにHSK取得のための対策講座も用意。HSKの級取得に応じて単位が付与される制度もあり、学生のやる気をかき立てて、自律的な学修をサポートします。

HSKとは?

HSKは全世界で875か所以上118の国と地域で実施されている中国語能力の認定試験。中国語の認定試験としては世界から最も認知されている語学検定です。初級レベルの1級から、最上級の6級まで6段階に級分けされています。

最高級の6級に合格できたのは、レベルに合わせた親身な指導のおかげ。

HSK6級に合格し、中国をはじめ海外と取り引きがあるIT企業への就職が決まりました。レベルに合わせた授業や、授業後も質問に答えてくださった先生方のおかげです。6級は作文問題があるため文章構成力も問われるのですが、親身な指導により正しい文法が身に付き、自分の考えを適切に書き表せるようになりました。また先生方は企業での勤務経験も豊富で体験談を話してくださったため、視野を広く持ち、希望の就職先を見つけられました。

2023年3月卒業 森田 夏未 さん

STEP 3 専門性な能力を身につける中国語学習

具体的な場面に特化した中国語を学ぶ!

高度で実用性の高い語学力の修得を目的とした科目群から、将来の志望に合わせて選択履修できます。各ステージにおける実践力を養う「ビジネス中国語」「通訳中国語」「観光中国語」「医療中国語」に加え、現代中国のさまざまな事柄について学び、自身の意見や考えを発信する力を養う「時事中国語」を新設し、社会のニーズに応える専門性を磨きます。

  • 時事中国語

    中国大陸を中心とする最新情報や事件などをテーマに、中国語で討論する高度な授業です。論点をつかみ、自らの考えを率直に表現する中国語運用能力を身につけられます。

  • ビジネス中国語

    具体的なビジネスの場面を設定して実践的に中国語を学び、その場での対応の仕方や文書作成のスキルを磨きます。ビジネスの現場で結果を出せる“人を動かす”ための中国語力を養いましょう。

  • 通訳中国語

    インタビュー、放送、会議、シンポジウムなどの場で話された中国語と日本語の収録CDを使って、実践的に通訳を学びます。中国語通訳士は人気の職業です。授業を通じて、通訳の面白さを体感してみましょう。

  • 観光中国語

    訪日外国人、とりわけ中国語圏の訪日ブームは過熱し続けています。これまで買い物を主目的としていた訪日から、昨今では文化体験などへとシフトしており、彼らへの対応も多様化は必至です。より日本や日本文化を理解してもらえるような観光案内のプロを目指します。

  • 医療中国語

    中国語圏からの訪日客や在日中国人の増加にともない、医療機関の受診者数も増加しています。また、日本の先進医療を受けようと、医療ツアーなども流行の兆し。この授業では、医療現場で必要とされる、専門的な医療用語を駆使して円滑にコミュニケーションをとれる人材を養成します。

言語の背景にある文化・歴史を学ぶ

本学の語学学習は、語学に加えて、その国の文化について学ぶことを重要視しています。
春節(旧正月)に飾る「年画」を視覚媒体として文化変容をたどったり、中国近現代文学を題材に中国社会の特徴をつかんだり、行政区分による各地の特色を比較したりして、中国の文化や歴史を深掘りします。学生が自ら調べてプレゼンテーションを行い、ディスカッションするなど、参加型の授業を通して多角的な視線も養います。

  • 異文化接触論

    漢民族の庶民の習慣として伝わり、いつしか政治の宣伝や外国人の経済活動に使われるようになった「飾り絵」から中国の文化を学びます。例えば、絵画や映画、ポスターなどを観て、何らかのメッセージを感じた経験はありませんか。それと同じように、飾り絵に込められたメッセージの背景を発信者と受容者の双方の立場から考察します。この授業で身につけてほしいことは、ものごとを観察する際の視点や自分で調べてアウトプットすることの大切さです。その姿勢は、その後どのような場面でも役立てることができます。

e-Tandem Learning 中国語

北京外国語大学の学生とペアになって相互学習を行います。週2回の授業で、パートナーの学生とインターネットでつながり、自分たちで決めたテーマに沿ってセッションを実施し、大学ではそれを報告してもらい、教員がよりよいセッションの展開方法などについて指導し、次のセッションに生かしていきます。そのため回数を重ねるごとにセッションも活発化し、パートナーとの関係性も深まり、語学力の向上はもちろん、異文化理解や自主性も養われ、留学で得られるような学修成果が期待されます。

「e-Tandem Learning 中国語」受講者
違いもあれば、共感も。互いを知ることが、学びの原動力に。

住宅や庭園、装飾などさまざまなテーマで話しました。中でもおもしろかったのは若者言葉。日本の若者が「了解」を「り」と表すように、中国でも略語を使うと教えてもらいました。また、好きな映画や動画は等倍で見るけれど、情報を得るために見る時は倍速だと聞き、「わかる!」と盛り上がったことも。国は違えど共通するマインドに親近感が湧き、もっと幅広い分野を学びたいと意欲が高まりました。

4年 井上 裕登 さん

交換留学・C-C Lounge

中国交換留学制度を利用すれば、現地の大学の授業料が全額免除され、本学への学納金も大幅減額されます。
留学先は、北京外国語大学、北京連合大学、三江学院の中から選択可能。留学するビッグチャンスです。

  • C-C Lounge(Chinese-Communication Lounge)

    中国映画やアニメの中国語吹き替え版などのDVDも視聴でき、言語の理解だけではなく文化も学ぶことができます。
    中国からの留学生がチューターを努めますので、気軽に楽しく中国語の学習が進みます。