日本古典文学演習A
『源氏物語』第一帖「桐壺」を取り上げ、『源氏物語』の表現世界を読み解きます。物語を輪読することで文学理解の方法や意義を学びます。受講生自身が演習発表をすることで物語の精読を行います。
日本語史
普段私たちが使用している日本語の音韻、語彙、文字、文体に着目し、日本語が国の歴史とともにどのように変化してきたのかそのメカニズムを学び、理解を深めます。
女流日記を読む
『紫式部日記』を講読することで日本古典文学読解の知識を身に付け、作品の魅力について考えます。また、古文読解に必要な語彙・生活習慣・文化全般などを学ぶとともに、授業内では、文字資料、絵画資料や道具類の実物を見て、触れながら物質に込められた意味や思想、信仰といった精神性をも読み解きます。さらに、『紫式部日記』の読解に必要不可欠な服飾の知識についても学びます。