新型コロナウィルス感染症の影響拡大に伴う 令和元年度学位記授与式式典および卒業パーティーの中止について

新型コロナウイルス感染症は、国内の感染者が日々増加傾向にあり、現時点で好転の兆しは見えません。学内外の情報を収集し、大学としての方針や対応の協議を重ねてきました結果、本学は、本年3月14日に予定していた令和元年度学位記授与式式典および卒業パーティーを中止することといたしました。
本学関係者に現時点で新型コロナウイルス感染の報告はありませんが、日本国内における感染者は増加・拡大傾向にあり、予断を許さない状況と言えます。厚生労働省に設置された、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議がこの2月24日に公表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」では、「対面で人と人との距離が近い接触（互いに手を伸ばしたら届く距離）が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい。」と示されています。卒業・修了する学生・大学院生とそのご家族にとって、また教職員にとっても、学位記授与式は大変重要な行事であり、極めて難しい判断となりましたが、今回、学生・院生の健康と安全の確保、そして感染拡大を防ぐ社会的責任という観点を重んじ、中止という苦渋の決定をいたしました。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、学位記授与の方法など、関連する詳細情報については、3月6日頃を目途にあらためて本学ウェブサイトや学生用ポータルサイトなどでご連絡しますので、あわせてご確認下さいますようお願い申し上げます。
令和2年2月27日
愛知文教大学学長　富田　健弘