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教員養成プログラム

 

教育者として求められる教養と資質を養い、即戦力をめざす。

教員とは、子どもたちに勉強を教えるだけでなく、価値観にも影響を与える責任ある職業です。
また近年では、アクティブ・ラーニングなど実践から学ぶ授業のあり方が注目されています。
“これからの先生”として重宝されるよう、一人ひとりに適した親身な指導を行い、教育者として求められる教養と資質を養います。

目指せる教員免許

【中学校教諭一種・高等学校教諭一種】

英語

学校英語教育は今や「英語の授業は英語で行う」時代です。
教員には英語を使って何かができる、真のコミュニケーション能力が求められるのです。3つのステージからなる本学英語プログラムでは、第一ステージでコミュニケーション英語の基礎を築き、続いてレベル別のきめ細かな指導でそれをさらに伸ばします。
またネイティブスピーカー教員によるスピーキング、リスニングの訓練も豊富にあります。第3ステージでは英語を用いて様々な学問を学ぶ、つまり英語をツールとして使いこなせるレベルまで引き上げます。この3つのステージを経て、英語教員として必要な英語スキルを確実に身につけられます。

国語

国語科の教員になるためには、まずは「現代文」(近代以降の文章)、「古文」(日本の古典文学)、「漢文」等の、3分野に精通していることが必要です。
国語科教員として欠かすことのできないこれらの専門力を、それぞれの分野のスタッフが懇切に指導します。これができるのは人文学科の強みです。
また、個別指導により苦手分野を克服できるのも本学ならではのことです。さらに、教員経験豊かな指導者から国語科教育法、教育実践事例を学び、いつでも教壇に立てるスキルを身につけていきます。

【小学校教諭二種】

2023年度より、新たに星槎大学(通信制)と提携し、4年間の在学中に小学校の先生も目指せるようになりました。(※受講料別途必要)

 

学習チューター・教育インターンシップ

本学は小牧市教育委員会と連携しているため、希望者は1年次から地域の小学校や中学校での体験学習ができる環境が揃っています。
実習の教育現場には、授業では学べない多くの気づきを得られるチャンスがあります。積極的に利用して実践的な教職スキルを養ってください。(教育インターンシップは単位として認定されます)

小学校体験活動

本学は小牧市教育委員会と「愛知文教大学から小牧市立小中学校への大学生派遣を伴う連携協力に関する覚書」を締結しています。それに基づいて毎年度、本学学生を小牧市内の学校へ派遣しています。まずは教員養成プログラムを希望する1年次全員が、9月に2日間、小学校に体験活動しに行きます。担当教員も1日に数回現場を訪れ、教員としての振る舞いを指導します。この体験を通して、教員への志を強くした学生の多くは、小学校もしくは中学校へ毎週通う学習ボランティアにも参加しています。

現場で得た喜びが努力の糧に。

コロナ禍のため、本来1年次に行われる小学校体験活動を、3年次に経験しました。教員の勤務体系などについて悪いニュースを耳にすることも多く、迷いが生まれていたのですが、体験して考えが変わりました。素直で元気いっぱいの子どもたちに出会って元気をもらい、「この子たちの成長を支えたい」と強く思ったのです。現場に立ったからこそ芽生えた思いを糧に、努力する毎日です。

4年 中野 優都 さん

教職模擬授業

教えることの難しさを知る!

教師役の学生が、生徒役の学生たちや担当教員の前に立ち、模擬授業を行います。担当教員は、指導案の書き方から丁寧に指導。1年次は10分間の導入部分、2年次は50分間の道徳授業、3年次は50分間の専門科目授業を3回以上行い、指導力の向上を図ります。

生徒に興味を持たせる授業構成を工夫。

1年次の導入授業では、夏目漱石の「こころ」を取り上げました。生徒が取り組みやすいよう、恋愛の話からスタート。積極的に生徒に質問を投げかけ、授業に参加しやすいよう工夫しました。授業構成の難しさとともに、楽しませられたことに喜びも感じられました。

2年 戸本 和馬 さん

 

「想定外」を多く経験し、対応力を磨く

3年次になり50分間の模擬授業を行うと、生徒役の学生が想定外の反応をするなど戸惑うことも多かったのですが、録画を見直すなど経験を重ねて対処方法が身に付きました。おかげで、教育実習で予定通りにいかないことが多くても、落ち着いて対応できました。

2023年3月卒業 杉山 舜 さん

 

学びあう学び研究所

現職の先生方と学びあい、より実践的な力を育む!

教育の先達(現職職員、研究者)を講師に招き、毎月1回セミナーを開催しています。参加者は県内外の小・中・高等学校の教員、大学の研究者、教育関係企業の方をはじめ、本大学および他大学の学生たち。参加者たちはグループになって活発に学び合い、振り返りを共有しています。セミナーに複数回参加している本学2年生の池田安寿さんに感想を聞きました。「入学後に4回、学び合う学び研究所のセミナーに参加しました。セミナーでは現職の先生方と一緒に学び合います。今、現場で取り組まれていることや課題点などについて、直接交流できました。普段の授業だけでは得られない、より実践的な学びができるという点が大きな魅力です。」

 

教職課程研究センター

教職課程研究センターは、教職課程を履修する学生だけが使用できる自習室。過去の教員採用試験の問題集や教育史に残る先人たちの書籍、さまざまな教育実践の書籍が備えられています。
教職課程の教員のアドバイスを受けることもできる場所です。学年の隔たりもなく利用できるこの施設は、教員の夢に向かって切磋琢磨する本学伝統の場でもあります。

教職課程ポートフォリオ

教職課程で学んだことを記録していくための本学独自の教材。
ひと目見れば、1年次から4年次までの学びの軌跡を確認できます。教員になるまでの自分の成長を記した、あなただけの宝物をつくりあげましょう。

教員採用試験に現役合格した先輩の声

1年次から有意義に学び、高校の国語科教員に現役合格!

先生になるためには学力に加えて、経験の積み重ねも大切です。少人数で丁寧な指導を受け、1年次から教育インターンシップで現場経験を積み、1~4年生が自主的に集まって学ぶ「教職クラブ」で切磋琢磨できた環境は、私を大きく成長させてくれました。おかげで教員採用試験にも現役で合格!私の目標は「100知って、1教える」と教えてくださった愛知文教大学の先生方のように知識豊富で、生徒の興味をひく楽しい授業をする先生です。学びは尽きないなと感じ、わくわくしています。

 

2022年3月卒業 鈴木音梨絵 さん
(愛知県 高等学校 国語科教員)

自由に夢を描き、かなえられたのは、親身なマンツーマン指導のおかげ。

4年間、ネイティブスピーカーの先生のもとで楽しく英語力を磨きました。だからこそ、教員になる地として選んだのは、高校の遠足で行って初めて外国人と話した京都府。海外からの観光客が多く英語への意識が高い地で、英語のおもしろさを伝える授業をしたいと思います。発音記号をもとにした正確な発音や、文法の仕組みを詳しく学べたこと、教育インターンシップなどでの現場経験も、教壇に立つ自信となってくれるはずです。また、京都府は教員採用試験の内容が愛知県と異なり模擬授業もあるのですが、先生がマンツーマンで指導してくださったおかげで万全の対策ができました。

 

2023年3月卒業 吉田 雪乃 さん
(京都府 高等学校 英語科教員)