留学体験記

New Zealand

竹下 凜さん

英語を楽しく存分に学べる環境に身を置き、自分の人生を変えたいと思ったんです。

4年 竹下 凜さん(取材時の学年)

留学先
Auckland English Academy
(ニュージーランド)

好きな英語を楽しく勉強したいという思い、自信のなかった自分の人生を変えてみたいと思いから留学を決意しました。

現地の先生からは、面談のような形で私が伸ばしたい力をどのように勉強したら伸びるかを的確にアドバイスしてもらえたので、より学習意欲がわきました。
また、街の様子を見て、ニュージーランドでは偏見や差別が少ないことを初めて知るなど、実際に現地へ行ってみないと気づけない発見もありました。

学生とは、特に授業を通してたくさん交流を深めることができました。
授業では、ペアワークが多く違う国の人同士で話し合うことが多かったです。
クラスメイトが一丸となって答えを教えあったり、間違っていたら、指摘しあったりして楽しく和気あいあいと行う授業もありました。
これらの授業を通して、自分の意見をしっかり伝える力がついたと実感できましたし、実際にTOEICを留学前と後で受けたら、100点くらい点数が上がりました。

留学前と比べて、何に対しても自信に満ち溢れているようになったので自分はすごく変わったと思います。
これからも、たくさん海外に行って色んな人と交流がしたいです。
日本に来る外国人観光客の助けとなるようなボランティア活動や行動に挑戦したいと考えています。英語もより話せるようになるために、引き続き勉強していきたいです。

CHINA

萩原 櫻さん

自国と他国の違いを知ることは
新鮮で、貴重な体験。

萩原 櫻さん(2024年3月卒業)

留学先
北京外国語大学
(中国)

半年間の北京外国語大学への留学を通して、日本では経験できないような貴重な体験ができました。現地では、授業形式や課題・宿題の出し方、人と人との関係性など様々な面で日本との違いを感じられました。
まず、中国での授業形式についてです。私が中国で受けてきた授業は、学生が発言する機会が多いように感じました。授業中、学生一人一人に自分の意見を発言する機会が必ずあり、中国語のインプットだけではなくアウトプットをする機会もたくさん与えられました。これによって語学力はもちろん、世界各国の価値観や文化の違いを知る事もできました。
また、授業で出される課題や宿題についても日本との違いを感じました。特に、中国語会話の授業での課題は印象深かったです。この授業の課題は実践形式のものが多く、街行く人々にアンケートをするといった課題や、授業内容に沿った映像を撮り、自分も出演し解説をするといった課題がありました。この課題を毎日こなすことで、自分自身のコミュニケーション能力向上だけではなく、パソコンの操作にも慣れ、自分自身の映像を撮ることで自分の話し方の癖を理解し改善しようと意識することができました。

最後に、人と人との関係性についてです。中国へ留学してみて気づいた事の中に、中国人は日本人と比べて熱意のある人が多いと感じました。日本人は他人との物理的・精神的距離感が遠く互いに干渉しすぎない人が多いように感じますが、今回留学先で出会ってきた外国人の同級生や友人たちは、フレンドリーな人が多かったと感じています。特に教員との距離感は日本とは大きく異なりました。休日に一緒にご飯に行ったり、体調を悪くした時には病院や医者を紹介してくれたり、将来についての相談に乗ってくれたりなどとても情熱的且つ親切に接してくれました。
中国人や他の国々の人の特性を知るという面や、中国や他の国々の文化・価値観を理解するといった面で、これからの私の外国語学習へ非常に大きな経験をもたらしてくれたと感じています。

AMERICA

望月 呼春さん

アメリカならではの空気にふれ、自分に自信を持ち、意見を伝えることの大切さにも気づきました。

望月 呼春さん(2022年3月卒業)

留学先
フェアモント大学
(アメリカ・ウエストバージニア)

私が留学先として選んだのは、日本人はもちろん、他国からの留学生がほとんどいないフェアモント大学です。この環境に不安が全くなかったわけではありませんが、英語での会話力を鍛えたかった私にとっては、むしろメリットの方が大きかったです。毎日ネイティブの話す英語と生のアメリカ文化にふれることができ、日本語を話さない日が、少しずつ増えていきました。留学当初は、頭の中で「聞いた英語を日本語に変換して理解し、それから言いたいことを日本語で考え、それを英語に訳して話す」ということをしていたので、非効率な会話しかできなかったのですが、今では英語をそのまま理解し、英語で伝えられるようになりました。

留学で身についたのは、英語力だけではありません。「自分の意見を他人と共有したい」というアメリカならではの空気にふれ、自分に自信を持ち、意見を伝えることの大切さにも気づきました。また、秋休みと冬休みには3つの州を旅行。なかでもずっと憧れていたニューヨークのタイムズスクエアに行ったときの感動は言葉には言い表せません。こういったことができるのも、長期留学ならではの魅力だと思います。

実は私は工業高校出身で、高校時代の英語の授業数も、普通科高校に比べると少ない環境でした。それでもこの大学に入り、少人数制の英語の授業や、マンツーマンで留学生チューターと英会話が学べるE-Loungeの利用、1年次の全員必修の海外研修への参加を通して、無理なく英語力が伸ばせました。こうやって振り返ってみると、使えるものはとことん使ったなという感じですね(笑)。留学前にはTOEICのスコアが835点に!自分でも信じられないほど英語力が伸びました。

愛知文教大学の先生方は本当に熱心で、どんな質問にも真摯に向き合い、わかるまで丁寧に教えてくださいました。留学するにあたっては、国際交流センターのスタッフの皆さんの手厚いサポートがあり、心強かったです。留学先選びからビザの手続き、航空券の手配などあらゆるサポートをしてくださり、現地で困ることなく生活することができました。英語を学べる大学はたくさんありますが、ここまでアットホームで親身な指導を受けられるのは、少人数制の愛知文教大学だからこそだと思います!

CANADA

竹内 千花さん

「私から話さなきゃ、コミュニケーションは始まらない」

竹内 千花さん(2022年3月卒業)

留学先
ELS Language Centers Canada
(カナダ・トロント)

私が留学先にカナダを選んだのは、移民人口の多いカナダなら、英語だけではなく、異文化への理解も深まると思ったからです。実際にこちらで生活してみると、異文化を象徴するお国柄もあって、アジア人である私も想像以上に快適に暮らすことができてうれしかったです。とはいえ、最初はネイティブの話す英語についていけず、また、「間違った英語をしゃべってしまったらどうしよう…」と不安で積極的になれず、くじけそうになったこともありました。

それでも、現地の学生と話すうちに、私のつたない英語でも、相手は理解しようとしてくれていることに気が付きました。「私から話さなきゃ、コミュニケーションは始まらない」そう感じ、失敗を恐れず、まず自分から話すよう心がけました。留学終盤には、買い物先の店員さんと何気ない世間話もスマートにできるようになりました。もともと人見知りだった性格も、少しずつ変わってきた手ごたえを感じています。英語力を伸ばし、積極性も身についた留学は、私にとって成長への一番の近道だった。今、そんな風に感じています。

AUSTRALIA

荻野 真珠さん

留学してからは、まず行動してみる、自分から声をかける、ことが自然とできるようになりました。

荻野 真珠さん(2020年3月卒業)

留学先
ボンド大学付属語学学校
(オーストラリア)

1年生でアジア英語研修に参加し、2年生で大学内の留学ガイダンスに参加して、留学を決意しました。留学先は、大学付属の語学学校なので施設も充実しており、レベル別のクラスで自分に合ったレベルで学ぶことができました。

留学当初は、英語でホストファミリーとのコミュニケーションを取ることも難しかったので大変でしたが、留学するからには必ず英語力を伸ばそうと決心していたので、1日2〜3時間自習するなど、これまでで一番勉強しました。

そうした努力を続け、4〜5ケ月たった頃、リスニング力がついたと自分でも実感するようになり、クラスレベルも上がっていきました。英語でのコミュニケーションができるようになると、外国人の友達もたくさんできました。

留学前の自分は、何かする前にあれこれ考えすぎて行動しないことが多く、積極的に人に声をかけるようなことも少なかったのですが、留学してからは、まず行動してみる、自分から声をかける、ことが自然とできるようになりました。

留学の一番の目的は英語力をつけることでしたが、語学力以外の自分の成長も感じられる経験となりました。将来の目標はまだはっきりと決まっていませんが、英語の勉強を続け、TOEICで高得点を取ることが今の目標です。

CHINA

北村 真弓さん

これまでで一番というくらい懸命に勉強を続けたことが結果に繋がりました。

北村 真弓さん(2020年3月卒業)

留学先
北京連合大学
(中国)

大学進学の目的は書道の教員になることでしたが、1年次に中国語の授業を受けたことがきっかけで、中国語力を高めたいと考え、留学を決めました。交換留学のため、留学先の授業料と寮費が免除されること、様々な国の学生と出会えることなどに魅力を感じ、北京連合大学への留学を決めました。

留学当初は、言いたいことが伝えられない、相手の話していることが理解できないことが多く、辛く感じました。しかし、これまでで一番というくらい懸命に勉強を続けた結果、1学期が終わる頃にはリスニング力、会話力が上がっていくのを実感できました。留学中にHSK4級にも合格しました。
海外で初めての一人暮らしを経験し、積極性やコミュニケーション力、生活力も身についたと感じています。

今はHSK6級取得と、高校の国語と書道の先生を目指して頑張っています。夢である先生になることができたら、留学の経験を生かし中国語を交えた漢文の授業などをしてみたいです。