人文総合コース

変化する社会のなかでも、
自分らしく、
生きるチカラを養う。

授業風景

変化の激しい社会では、自分の考えや気持ちを言葉にする重要性が高まっています。
文学作品を通じて、登場人物の心情などを読み解き、多角的な視点を身につけます。さらに日本文化の理解を深めることで、自分自身の表現力を養います。

学修目標
物事の読解力や問題解決力を育み
自分自身のブランディングを目指す。
目指せる職業
読解力や問題解決力を身につけ、言語化する力を磨くとともに自己表現力や人間力を高め社会の幅広い場面での活躍が期待できます。金融業、企画職、営業(総合職)、事務(総合職)、公務員、編集者、校正・校閲 など
人文学って、じぶん学だ。
悩みも葛藤も、ぜんぶ
受け止めてくれる学校で
真っ直ぐ、自分と向き合えた。
2年
伊藤 浩洋 さん
岐阜県 西濃学園高等学校出身
人文学って、
じぶん学だ。
悩みも葛藤も、ぜんぶ
受け止めてくれる学校で
真っ直ぐ、自分と向き合えた。
2年
伊藤 浩洋 さん
岐阜県 西濃学園高等学校出身

学びのプロセス

学びのプロセスの写真

SPECIAL PROGRAM

信長のアイコン

信長学

〈織田信長〉とは一体何者なのか?日本の文化史・政治史両面における〈織田信長〉の実像と虚像について、服飾史・古典文学・近現代メディア・歴史学の側面から多角的にアプローチしていきます。学際的な視点から、教科書では語られない〈信長〉像に迫ります。
信長学の写真
信長のアイコン

きもの・装束の世界&
現代ファッション論

「きもの・装束の世界」では、いわゆる「十二単」の実物に触れながら、着付け方や紐の結び方などについても実践的に学びます。宮廷装束、きものの歴史と変遷について理解します。また、「現代ファッション論」では、現代のファッションモードについて深く学びます。
きもの・装束の世界&現代ファッション論の写真

TEACHERS' VOICES

松村 美奈 教授
昔を学んで、現代を理解する。高い専門性を磨いて。
松村 美奈 教授
江戸時代の小説・説話の変遷が研究テーマです。担当する授業「江戸の絵本を読む」では、『桃太郎』や『かちかち山』などを取り上げ、現代に伝わる作品と比較検討していきます。昔を知ることは、今を知ることにつながります。さまざまな文化が発展した江戸時代は、現代と共通する部分も多いので、新鮮に感じられるのではないでしょうか。他に、国語教育関連の授業も担当しています。豊かな教養と高い専門性を身に付けた国語科教員をめざしてほしいと思います。
内田 吉哉 准教授
あのマンガも、歴史資料になり得る!?楽しく教養を深めよう。
内田 吉哉 准教授
私は、普段は屏風絵や絵巻物などの絵画史料を用いて、日本の都市文化や景観の歴史を研究しています。担当する授業「絵画で読む日本史」では、古代から近現代まで通して講義するために、その時代ごとの絵画を史料として用いるほか、多くのビジュアルを多く取り入れて進めていきます。例えば昭和期の歴史を学ぶとなれば、当時のマンガも時代の空気を描いた史料となり得るのです。ぜひ日本文化を学び、教養と嗜みが深い大人になってほしいと思います。
佐藤 良太 准教授
〈ことば〉は〈文化〉自分を知り他者を理解する鑑識眼を養おう。
佐藤 良太 准教授
夏目漱石を研究している私は、〈文学〉と〈時代〉の関わりに興味を抱き続けてきました。近現代に生きた日本人の優れた文学を学ぶことは、時代の〈心性〉に肉迫し〈文化〉を知ることにつながります。一言で言えば〈文学は文化〉そのものなのですね。〈多文化共生〉は、〈自文化〉を知ることから。〈他者〉への理解は、まず〈自己〉を知ることに始まります。日本の近現代文学を通じて〈自文化〉への見識を深め、〈異文化〉理解の鑑識眼を養いましょう。
畠山 大二郎 准教授
古典文学から学ぶ、豊かな言葉表現や多様性を理解する心。
畠山 大二郎 准教授
平安時代の文学と服飾を研究しており、担当する授業では着物のほか扇や冠、漆器など多くの現物資料を見せながら時代背景を話しています。伝えたいのは、古典文学を読む意義です。千年前の書籍が読めるのは決して偶然ではなく、多くの人の意思によって残されてきた必然的なこと。世界から評価される日本文化や日本文学を誇りに思い、豊かな言葉表現を吸収してください。そして現代とは異なる常識や倫理観を知り、多様性を理解する心を養ってほしいと思います。
OPEN CAMPUS